シリコンバレーにみる社員モチベーション

昨晩、セミナー「なぜシリコンバレーは世界で一番起業家が生まれやすい街なのか?」に参加しました。

アップル、アドビにグーグル、ヤフー、そしてフェイスブック…世界の名だたるIT企業の一大拠点、シリコンバレー。

そのシリコンバレーに販売促進研究所さんが実際に趣き、見聞きしてきた内容の発表でした。

 

セミナータイトルに対する答えは…

働きやすい(仕事に専念できる)環境を整えている  → 世界中から優秀な人材が集まりやすい → 異文化でオープンな環境により、イノベーションが起こりやすい → 起業家が生まれやすい

なるほど、納得です^^

ちなみに今回紹介された多くの企業は、米誌フォーチュンの“働きがいのある企業100”の上位常連です。

 

そして、私が最も興味を抱いたのは「ザッポスの10個のコアバリュー(平たく言えば経営理念)」の話。

ザッポスとは靴のネット通販会社で、徹底した顧客サービスで急成長を遂げています。

その顧客サービスの源泉となっているのが、コアバリューの徹底したこだわりと社員への浸透。

社長不在でも社員はコアバリューに沿って、自ら考え判断できます。またそれが社員への権限移譲となり、モチベーションアップにつながっているのでしょう。

驚いたことにこのコアバリュー、経営者でなく社員達が作成したといいます。

 

シリコンバレーの「働きやすい環境作り」と「起業という自己実現」、そしてザッポスの「徹底したコアバリュー」

世界の大舞台から、社員のモチベーション向上のためのヒントが垣間見えました!