先日、”師匠”打田十紀夫氏のライブに行ってきました!
打田氏(以下勝手に師匠)はプロギタリストで、「カントリーブルース」「ラグタイムブルース」の第一人者です。
いろんな音楽誌やテレビ等でも活躍されています。
師匠のライブは確か5回目。
今回は師匠の誕生日とアルバムの発売も兼ねて、全国行脚されてる中での静岡ライブです。
場所は洋楽バーの「Living Room」。
曲はラグタイムからブルース、バラードまで多彩。
今回は3本のギターを使い分けます。アンプからきれいな音が心地いい。
ハコ(ライブ会場)も広くないので、目の前で演奏が楽しめます。
これがまたいい。
ギター好きな私はギターもさることながら、その指1本1本の動きまで食い入るように見入ってしまいます。
師匠は”しゃべり”も達者というか面白い。
何かにつけ「プロレスネタ」にもっていきます。(師匠は大のプロレスファン)
そして、とうとうジャイアント馬場のモノマネを披露。そこまでやりますか師匠。
個人的には何と言っても12弦ギターでのラグタイムやブルース。
ラグタイムのサウンドはもう完全に「レヴァランド・ゲイリー・デイビス」。
そしてなんとこれでロバート・ジョンソンを。
12弦で聴くロバジョンのブルースは初めて。
ところで今年はロバジョン生誕100周年の年。
日本では全然盛り上がっていないと思いますが、ブルースの本場アメリカではこれにちなんだフェスティバルをあちこちでやっています。
そして、何と10月にアメリカ南部でやる同フェスティバルに師匠が出演されるとのこと!言ってみれば日本代表です。さすが師匠。
(あ~デルタブルースを感じにミシシッピーに行ってみたい…)
あ、ちなみにロバート・ジョンソンとはブルースの神様と呼ばれている伝説のミュージシャン。彼なくして今のロック(誤解を恐れず言うと広くポピュラーミュージック全般)はないくらい、もの凄い人です。
ストーンズやクラプトンらもかなりの影響を受けています。(ちなみに私も…)
ライブ後はお客さんらと一緒に恒例?の二次会へ。
ラーメン・プロレス・静岡の食文化・ギター・海外の凄腕ギタリスト、そして痛風ネタに至るまで話題は尽きませんでした。
(でもやっぱりプロレスネタが多かった…ついていけなかった…)
師匠のアメリカ公演の成功をお祈りしています!
↑「Black Eye Blues」1930年代くらいの曲。このけだるい感じがいいです。
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