主婦の年金見直し、これってどういうこと? →関連トピックス
今回の見直し案、主婦(3号)も保険料を払ったと「みなして」、将来は夫の厚生年金の半分がもらえるというもの。(現行は3号の妻の保険料は夫が支払っているという扱いで、3号の妻は将来国民年金だけもらえる)
そもそもこの案、保険料を支払っている自営業者の妻(1号)や働いている女性(2号)からの不公平感を解消しようという狙いがあるらしいのですが…
今回の見直しでは3号の夫が支払う保険料は変わらないため、抜本的な問題解決とは程遠い。単に「表現」を変えただけとも言えます。
「将来もらえる年金は増え、保険料負担は現行通り無し」というこの案、結局(老齢厚生年金で言えば)1番得をするのは専業主婦(3号)ということになります。
※ちなみに離婚した場合、現在は夫の厚生年金の50%がもらえる仕組みなのだが、この仕組みは無意味になるってこと?
また、もし仮に今回の見直し案やパートへの厚生年金加入拡大(原則週20時間以上)が成立した場合、女性の労働意欲の低下や企業の女性労働者の採用拒否を助長することになるのではないでしょか。
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