ディズニー 掃除の神様が教えてくれたこと

本のご紹介です。

清掃部隊「ナイトカストーディアル」は”夢の国”の舞台を作るエンターティナー^^
清掃部隊「ナイトカストーディアル」は”夢の国”の舞台を作るエンターティナー^^

東京ディズニーランド(以下DL)にやっと採用されたと思いきや、最初の配属先が「夜の清掃部隊(ナイトカストーディアル)」であることに絶望した筆者。

 

そんな折、本場アメリカDLから1人の老人がやってきます。

彼こそ「掃除の神様」チャック・ボヤージン。ウォルト・ディズニーから絶大なる信頼を得ている人物です。

 

神様曰く

「掃除は汚れているからするのではなく、汚させないためにするんだ。汚せないくらいに綺麗にすれば捨てることに躊躇するんだよ。そうなればゴミを捨てる人はいなくなる。劇場の舞台にゴミを捨てる観客はいないだろう?それと同じでここも舞台なんだ。僕らは舞台を作るためのエンターティナーなんだよ。」

 

そんな神様との出会いが筆者を変えていきます。 

 

この本は、筆者の体験を元にした4つのヒューマンドラマで構成されています。

特に、ナイトカストーディアルであることを恥じ娘に嘘をつき続ける男親と、それを感づくもなかなか言い出せない娘の心の行き違いを通じて、親子の愛情を描いたストーリーは思わず目頭が熱くなりました。

 

 

DLが「夢の国」であり続けている理由は、魅了してやまないアトラクションやキャラクターはもちろんのこと、スタッフが「仕事の本質」を理解し、「仕事に対する姿勢」を徹底していることなんだなぁと、改めて感じた一冊です^^


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