2011年度の労働相談の内訳が厚労省より発表されました。→関連トピックス
依然「解雇」が18.9%と最も多いですね。
「いじめ・嫌がらせ」が15.1%と、それに迫る勢いです。
それもそのはず、昨年比で「解雇」は4%弱減ったのに対して、「いじめ・嫌がらせ」は16%強増えたとのこと。
すごい伸び率です。
厚労省によると「企業の競争環境が厳しくなったこと」が要因らしい。
また成果主義的人事が台頭してきているのでしょうかね。
日本人はバブル崩壊後、成果主義の弊害を嫌と言うほど味わってきたというのに…
ちなみにいじめ・嫌がらせである「パワハラ」は、今年初め定義化されました。
業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えること。
更に6つに類型化されています。
①身体的な攻撃、②精神的な攻撃、③人間関係からの切り離し、④過大な要求、⑤過小な要求、⑥個の侵害
これらの定義化・類型化によって、今後更にパワハラ相談件数(としてのカウント)が増えるかも。
いずれにせよ、いい大人がいじめや嫌がらせって、かなりカッコ悪いです。
社労士は選ぶ時代。
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