先日気になる記事が。
それは求人倍率が上昇しているにも関わらず、賃金が上がっていないという。(右表)
更に、雇用を増やした業種ほど賃金が低下しているという。(右下表)
通常、求人倍率の上昇は、企業がより多くの求職者を求めているということであり、賃金は上昇します。
一方で求人倍率が下がることは、企業は採用を控えているということで、賃金は上昇しません。
これら労働力市場における需要と供給のバランスは、賃金の決定要素の1つでもあります。
それらの労働力市場原理が、昨今は崩壊しているというのです。
なんでだ?
実はこれらの奇妙な現象は、非正規雇用を増やしているせい。
正規雇用が増えるのなら市場原理が働いて賃金も上がるところ、非正規雇用が増えることでむしろ賃金が下がっているというのです。
奇しくも消費増税が現実味を帯びている中、賃金はデフレのままというのは本当に困ったもんです!!
社労士は選ぶ時代。
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