現在、とある飲食店から経営相談を受けています。
店長の希望は…
・現行の経常利益率を15%まで引き上げたい
・近い将来、法人化して東京に進出したい
さて、どういった提案が考えられるだろうか?損益計算書を見ながら模索中なんです。
・売上を上げる
・原価率を下げる
・経費を抑制する
この総論3点はすぐ思いつきます。(各論はまた別ね)
そこに社労士としての視点をクロス。
・店の理念や強み、どうやって活かす?
・利益を確保するための必要な売上は(限界利益率は)?
・適正な人件費は(労働分配率は)?
・従業員のモチベーションを上げる仕組み(評価や目標)を導入できないだろうか?
・インセンティブの導入等、もっと賃金を工夫できないだろうか?
・残業代対策や名ばかり店長問題の対応は?
・法定福利費を抑制できないだろうか?
・労働条件の不利益変更(賃金低下時)への対応は?
・店を任せられるマネージャーをどう育てる(組織作りは)?
・何か使える助成金はないだろうか?などなど。
特に飲食店は人件費や原材料費が経営を圧迫するケースが多く、利益を出すのも厳しいのが現状です。
しかし単純に人件費を削減したところで、一方で従業員のモチベーションが低下してしまっては何の意味もありません。
単に数字だけで判断するのではなく、人の気持ちに十分配慮した提案が求められているのです。(ん~大変だけどやりがい感じる~^^)
思うに、我々社労士は単なる「手続き代行屋」「労務管理代行屋」となってはいけません。
社労士としての専門知識やノウハウを活かしつつ、広い視野でクライアントの経営をサポートする・提案することが必要です。
ただの御用聞きで終わってしまうような仕事はつまらないですしね。
私はそんな社労士を目指します!
社労士は選ぶ時代。
トモノは「労務」のみならず「人材」「社労士不満の払拭」という観点からお客様の満足度を追求し続けます。
トモノ社労士事務所
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