先日、起業仲間からこんな話が。
最近、とある会社へHPの作成依頼をしたのだそう。
その会社は数年前に市内で主婦が起業し立ち上げた会社で、その話題性で時々メディアにも取り上げられている会社です。
しかし期待したのもつかの間、ついた担当者がイマチイだったらしく、依頼して後悔したんだそう。少なくとも、その会社にはもう二度と依頼しないとのこと。
話題性やネームヴァリューだけで選んで失敗した例ですね。
これって恐らく、急激に事業拡大したことにより中身が伴わず(人材不足や人材育成が追いつかず)起きた悲劇なんじゃないでしょうか。(但し仕事が急増する場合、その見通しが難しいですが)
そこで思ったのが、採用するタイミングの重要性。
仕事やクライアントが増え、現状の人員では手一杯になったときに採用するのか、あるいはある程度人員に余裕をもたせた中で採用するのか。
恐らく多くの中小企業は前者です。少数精鋭で余剰人員を雇う余裕はないですから。
でも私は、この採用方法で失敗している中小を数多く見てきています。
少数精鋭と言えば格好いいですが、人員に余裕がなくじっくりと育てる余裕がないということですから、結局前述の起業仲間のような悲劇が生まれるのです。
人件費ばかりに気がとられ、結局客を逃してしまうケースもあるでしょう。
採用され、ろくに教育も受けずに現場へ放り出される従業員も災難です。
ですから私の見解は、可能な限りなるべく余裕をもって事前に採用すること。私の事業など特にそうだと感じます。
もし私が手一杯になってから人を採用した場合、恐らくその新人にすぐにクライアントをいくつか任せることになるでしょう。
でもそれってめちゃ危険。新人が故に仕事の質が伴わなかったり、経営理念の浸透不足で、せっかく築き上げたクライアントとの信頼関係が一瞬にして崩壊してしまうかもしれません。
最悪、クライアントをなくすことさえあるでしょう。それだけは絶対に避けたい。
採用のタイミング、重要ですね。
お見せします、新しい社労士像。
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