カモメ課長!

本のご紹介。

非常に読みやすく2時間で読破。
非常に読みやすく2時間で読破。

「カモメ課長!」

 

まず最初に言っておきます。これはれっきとしたマネジメントについての真面目な本です(笑)元々は洋書です。

 

内容は物語仕立てになっていて、リーダーに必要な3つの要素が分かります。

また、さまざまな個性豊かな動物キャラクターが挿絵と共に登場し、これまた愉快。

 

 

主人公のカモメのチャーリーは、カモメ課の課長でリーダー。

部下たちの空腹を満たすために、マリンパークに来場する人間から食料を略奪するのが仕事。

 

チャーリーは仕事はできるのですが、俗にいう「Seagull manager(シーガルマネジャー)」。

Seagull managerとは、トラブルや問題が発生したときだけやってきて、現場を理解していないくせに好き勝手に騒いだ挙句、部下たちを混乱に陥れたまま自分だけサッサといなくる…そんなマネジャーのことです。(あなたの周りにもいませんか?こんな上司) 

次第にチャーリーは、部下から愛想をつかれるようになります。

 

そんなチャーリーに、マリンパークの他の動物たちが(カメやらラッコやらイルカやら犬やらが)リーダーに必要な3つのマネジメントを教えていきます。

その3つとは… 

①期待像を明確に示す

②意思の疎通を図る

③部下の仕事ぶりに目を配る

 

でいろいろあって、チャーリーは見事に部下たちから信頼される真のリーダーになるのでした!めでたしめでたし。

 

 

ちなみに筆者は仕事を通じて、スバ抜けた業績を上げている企業にはとある共通点があることに気付いたのだそう。

それが、リーダーに必要なマネジメント3要素です。

また筆者の会社が提供するサービスは、アメリカのフォーチュン500社の75%以上に利用されているそうです。

要するに、何かおふざけ的な感じもするこの本ですが(まぁ実際ふざけてますが)、実は信憑性がものすごく高いってこと。

 

それにしても、こんな固い内容を分かりやすく楽しく伝えるノウハウ・遊び心は、さすがアメリカ。このあたりはホント、是非見習いたい!!

わざわざ難しい言い回しで結局言いたいことがよく分からず、実務で全く使えない残念なマネジメント本は山ほどあるっていうのに…

 

それはそうと、私的には「期待像を明確に示す」っていいヒントになりそう^^

早速、今設計中の評価制度に活用してみよっ!


お見せします、新しい社労士像。

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