先日突然、区役所から電話がありました。
何事かと思って聞いていると、どうやら国民健康保険(以下国保)の保険料の納付期限が過ぎているというのです。要するに督促電話。
ついうっかりしていたのですが、「へぇ~電話かかってくるんだぁ」って妙に感心。
一方、国民年金(以下国年)は未納でも同様の電話は(私の知るところ)一切ありません。
しかも、あとから保険料の「免除」を申請しても、条件に合致さえすれば原則遡及して認めてくれます。いともあっさりと。
不思議です。何故こんなに国保と国年の扱いに差があるのか。
国年の納付率は、11年度に58.64%で過去最低を更新したといいます。また、将来枯渇する年金財源を増税でまかなおうとしています。
そんな昨今、徴収することに極めて消極的な国・役人の姿勢はいかがなものか。
国年だって加入は義務ですよね。
なぜ国保のように強制徴収しようとしないのでしょうか。増税前にもっと徴収努力が必要なのでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか。
現役世代では支え切れない賦課方式、さらに国のずさんな管理も相まって、もはや年金制度に対する国民の信用は失墜しています。今更強制徴収に出れば、国民の反発は必至でしょう。
そのような意味で、国は強制徴収することに後ろめたさがあるんでしょうね。
でもこのままでは、ますます納付率は下がり年金制度は崩壊していく一方です。
それじゃあ一体どうすりゃいいのさぁ??
いっそ「国民年金は任意加入」とでも法律を変えましょうか。
いずれTPPに参加すれば、国民皆保険は崩壊に向け拍車がかかるかもしれませんしね。老後・障害の備えは全て自己責任、ってことで。
年金、皆さんはどう思われますか?
お見せします、新しい社労士像。
トモノ社労士事務所
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ピンパォン (木曜日, 20 12月 2012 16:35)
う~~~~~~~~~~~~~~ん、って感じです。
tomono (木曜日, 20 12月 2012 16:48)
悩ましいってことだよね。