昨日、正月の準備のため市場まで買い出しに行きました。
所狭しと行き来する市場関係者に入り交じって、多くの一般客が旬な食材や正月用のお飾り等を買い求めていました。早朝というのに賑やかでした。
年末は一般客も入場できるのです。
実は20代の頃、仕事の関係でよく市場に来ていたのですが、いつ来ても働く人々の熱気や活気に圧倒されますね。
市場は、全くと言っていいほど色気がない「男の仕事」「男の職場」です(もちろん女性もいますが)。
お上品にやっていたのでは務まりません。むしろ、少々荒げな言動の方がしっくりきます。
話は変わりますが、普段私は可能な限り、クライアント先の従業員の方々が働く「現場」を見学させてもらうよう努めています。
どんな人たちがいて、どんな表情で働いているのか。職場はどんな雰囲気なのか。
それを直観的に感じ取るためです。
「現場感」とでも言えばいいのでしょうか。
現場感をもたずして、クライアントに本当の意味での提案などできません。
いろんな発想やアイデアは、実際に現場を見ること・知ることによって湧いてきます。
例えば前述の市場において言えば、少なくとも杓子定規なルールや法律、教科書どおりの人事制度を適用しようとしても、恐らくうまくいかないでしょうね。
我々コンサル業は、とかく机上の空論やあるべき論を押し付けたり、或いは過去の成功体験に依存しがちです。現場を見ようとしません。
なぜなら、その方が楽だから。でもそれではいけません。
「現場感」とは、我々がクライアントに提案する上で決して忘れてはならない、とても重要なファクターなのです。
お見せします、新しい社労士像。
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