頑固な羊の動かし方

リーダーシップに関する本のご紹介です。

羊飼いの知恵は今日のリーダーに必要なものばかり。
羊飼いの知恵は今日のリーダーに必要なものばかり。

「頑固な羊の動かし方~1人でも部下をもったら読む本」

 

就職先が決まるも、いきなり9人もの部下をもつこととなる学生テッド。

人の扱い方を案じたテッドは、偉大なるニューマン教授に教えを請うのですが、教授に連れて行かれた先は教室ではなくなんと牧場。

面食らうテッドに教授は「羊飼いの知恵」を根気よく教えていきます。

 

・羊の群れを目的に向かわせるにはどうすればよいか

・羊と信頼関係を結ぶにはどうすればよいか

・どうしたら羊が安心して育つ環境をつくることができるか

・目的から逸脱した羊をどのように扱えばよいか

・羊や牧場を放置しておくとどうなるか

・羊飼いの「杖」「棍棒」の本当の使い方とはなにか

・羊飼いとして最も大切なものとはなにか

 

羊の飼育は8千年(!)も前からされていたといいます。つまり羊飼いの知恵とは、長きにわたり培われてきた知恵。

数百匹もの羊を導く羊飼いの姿は、今日、組織を率いるリーダーと重なるのです。今も昔も、リーダーたる本質は変わらないということです。

たかが羊と思うなかれ。偉大なリーダーシップの真髄は、じつは羊飼いの知恵のなかにあったのです。

 

本来、リーダーシップというのは教科書から教わるものではなく、人から人へと継承されていくべきものなんでしょうね。

そんなことにも改めて気づかされました。 

 

明快に分かりやすいこの本は、最後にちょっぴりと感動も味わえる物語としての要素もあり、読み手を飽きさせません。

タイトルどおり、部下をもった人にはお勧めの一冊です^^


                  お見せします、新しい社労士像。

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コメント: 4
  • #1

    ピンパォン (火曜日, 26 3月 2013 13:44)

    お久しぶりです。

    なるほど、人の動かし方を学ぶために、まず羊の動かし方を考えるわけですね。深いですね。

    読んでみたいとは思うんですが、実はあんまり「本を新品で買う」ってことをしないんです。(ただ、単にケチだから・・・)

    三輪さんはここで紹介するような本って、全部借りたりしないで、買って読んでるんですか??

  • #2

    tomono (火曜日, 26 3月 2013 18:11)

    お久しぶりです。

    私は断然、図書館で借りる派ですよ。
    それで気に入ったら新品、或いは中古で買います。

    興味をそそるビジネス書ってたくさんあって迷うし、迷った挙句買った本がイマイチのときは、泣きたいくらい後悔しますので。
    だから図書館はよく利用しています。(ちなみに当ブログの写真もよ~く見ると図書館のシールが映ってます…)

    是非、何らかの方法で入手し読んでみてください。結構お勧めです^^

  • #3

    ピンパォン (金曜日, 29 3月 2013 11:14)

    ああ、やっぱり借りる派なんですね。気になった本をすぐ買う人って、本当の本好きなんだろうなあ、って思います。

    ホントだ。よく見なくても、シール貼ってますね^^

  • #4

    tomono (金曜日, 29 3月 2013 18:34)

    そう、借りる派。
    借りる派でも本好きには変わりないですよ!

    ちなみに当ブログで紹介した本には、ほとんど図書館シールが見え隠れしています…