この度、長島茂雄氏と松井秀喜氏に、国民栄誉賞が授与されることになりました。
授与が早いとか遅いとかさまざまな意見があるようですが、そんなことよりも、両者の間に想像以上に強い師弟関係が存在していたことに興味を抱きました。
松井選手は現役時代、退任する長島監督から最後の指導を受けた時、素振りしながら大粒の涙を流したといいます。
その後、大リーグに渡って不振が続いたとき、携帯電話越しに素振りの音を聞かせて指導を受けたといいます。
私にも前職で恩師と言える方がいました。
私が(社会人として)最も影響を受けた方です。
仕事を通じていろいろなことを教わりました。ここではとても書ききれません。
その方の前では素直になれ、すんなりと話が耳に入ります。今でも頭が上がりません;^^
私が独立について最初に相談したのもその方でした。
独立した今でも、何かの壁にぶち当たった時に私は必ずと言っていいほど、その恩師を思い出します。
「恩師だったらこういう場合、どう考えるだろうか?どう言うだろうか?どう対応するだろうか?」と。
その疑問に対する答えは、案外すぐに出ます。それくらい言動に、ポリシーと一貫性があった方でしたから。
そして安心感と自信をもって、その壁に立ち向かうことができます。そうすると、おおよそ何とかなってしまうから不思議なものです。
最近よく著名人や偉人が残した「格言」や「座右の銘」をまとめた書籍やサイトを見かけます。
日本人って、結構こういうの好きですよね。
でも私には正直ピンときません。せいぜい「上手いこと言ってるなぁ」くらいの感想です。
なぜなら、結局それは所詮「他人の言葉」だからです。格言や座右の銘とは、その人だからこそのものだと思います。
何が言いたいのかというと、私にとっての格言・座右の銘とは「恩師が今までに私に残してくれたさまざまな言葉や行動、姿勢そのもの」ということです。
恩師は今でも、そしてこれからもずっと私の心の中に存在し、私に影響を与え続けていくことでしょう。
お見せします、新しい社労士像。
トモノ社労士事務所
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電話054‐202‐0385
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ピンパォン (火曜日, 09 4月 2013 10:13)
自分で考えても答が出ないけど、「あの人ならどうするかなあ」って考えれば、どうしたらいいかあっさり分かることって、結構ありますよね。
自分もそういう先輩いたんですが、この4月から菊川に異動しちゃいました~^^;
tomono (火曜日, 09 4月 2013 15:56)
ピンパォンさんにもそういう方がいらっしゃったんですね。素晴らしい!
別れはつきもの。
いつの日か恩師に認めてもらえるよう、努力していきましょう!
ピンパォン (火曜日, 09 4月 2013 15:59)
自分の場合恩師って言っちゃうと、ちょっと大げさな気もしますがね^^;
ただ、その人が社労士の勉強してたのも、自分が受験するきっかけの一つではあったんですよねえ。
tomono (金曜日, 12 4月 2013 15:27)
恩師であろうと先輩であろうと、自分が(良い意味で)影響を受けた人っていうのは、その後の自分の行動指針になりえるってことですよね。
そういう人に巡り会いたいね^^