先日、スーツを見定めにあるお店に寄ったときのこと。
店員のアドバイスを参考にジャケットやベストは、意外とサクサク決まったのですが問題はズボン。
サイズが73cmか76cmで悩み、一応両方を試着したのですが、73はちょっときつい。でもはけなくもない。逆に76は少し大きい。
少し悩んだ挙句、少々きつくてもシルエットがスッキリしている73を選択しました。
私「じゃあ73でいいです。」
店員「かしこまりました。…でも73は少々きつい感じではなかったですか?もしよろしければ76のズボンを間の74.5くらいに仕立て直すことが可能です。もちろん73と同じシルエットにいたします。」
私「へぇ、そんなことができるのですか?」
店員「はい^^無料でさせていただきます。ただ1週間ほどお時間をいただきたいのですが。」
私は二つ返事でOKしました。
1週間後に届いたズボンは、ウエストもシルエットもちょうどいい感じでした^^
それにしてもこの店員、試着時の私のちょっとしたしぐさや表情を見逃していなかったのです。これぞプロだなと感心しました。
他の店員だったら、恐らく何の疑いもなくそのまま73cmをレジに持って行ったでしょう。
そういえばこんなこともありました。
結構前の話ですが、スーツを買いに行ったときのこと。←またスーツかい
気に入ったジャケットを試着していると、店員が私を見て「右腕が左腕より数センチ長い」ことを指摘しました。(学生時代に野球をやっていたため)
このままではジャケットの右袖が左袖より短く目に映り、見た目のバランスが悪いため、その店員は私に確認をとると、快く左袖を数センチ「袖上げ」してくれました。
このときも、その店員の一瞬の観察力・気配りにプロを感じました。
プロフェッショナルとは、例えば「顧客の期待を超えるサービスや気配りで、感動を与えられる人」と言えるかもしれません。
平たく言えば、「顧客から『あの人からまたサービスや商品の提供を受けたい』とか『あの人にまた会いたい』と思ってもらえるような人」ということでしょうか。
そんなプロフェッショナルな人間を目指したいです。
コメントをお書きください