共感で女性社員を動かす!

男性と女性って、全く別の生き物じゃないかと思うことってありませんか。

それもそのはず、だって脳が違うから。

先日、そんな男女の脳の違いを知って、女性社員のモチベーションを上げようという興味深いセミナーを受けてきました。

参加者は、女性社員に悩める経営者や管理職、人事担当者ら。

 

まずは、男女それぞれの脳の作りや働きの違いを知ることからです。

男性脳…右脳の発達が早い、一度に1つのことしかできない、理論や正論が好き、人の話が聴けない、システム化が得意等。

女性脳…左右の脳が均等に発達、同時にいくつものことができる、しゃべることで情報を整理する、共感化、小さな変化に敏感等。

 

うん、分かるなぁ。

 

次に、グループごとにワークショップ。

「女性社員のこんなところが困った!」を互いに出し合います。

 

まぁ、出るわ出るわ(笑)

・納得しないと首を縦に振らない(動かない)

・一度相手を嫌いになると修復困難

・木を見て森を見ず(目標意識が低い)

・話の内容に整合性がない

・直属の上司を飛び越えて報告してしまう

・気分にムラがある

・上司を見下すとその上司の言うことを聞かなくなる 等

 

どれもあるあるです(笑)

 

では一体どうすればよいのか?

・とにかく共感を得てもらうよう根気よく傾聴する

 (女性は正論や説得は求めていない。共感が同情にならないよう注意)

・正論や理詰めでいかない

・安心感を与える

 (例「ダメだったら責任はオレが取るから」)

・相手のことを深く知ってもらう

 (人は相手のことを深く知れば相手に対する気持ちが変わる)

・根気よく目標意識を共有する

・途中途中で「木」を見せつつ、最後に「森(目標)」を見せる。

 (いきなり「森」を見せない。いきなり答えを言わない)

・プロセスを重視してあげる

 (途中途中で評価してあげる)

 

とにかく女性社員には「共感を得てもらうこと」が重要だそうです。

それにより心を開き、上司の指示に素直に従うようになるとか。

ちなみに、女性でも男性脳タイプ、男性でも女性脳タイプの方もいるそうです。

 

私は今まで、特に対応に困ったと思う女性部下はいませんでしたが、共感を得てもらおうという意識は非常に低かったと思います。

ついつい理詰めで相手を説得しようとしたり、すぐに答えを言ってしまったりと、典型的なおっさん脳タイプでした。

これからは悔い改めます!

 

 

日頃、扱いにくいなぁと思っている男性の皆さん、これからはますます女性に頼らざるを得ません。ならば素直に心入れ替えるのが賢いってもんです。

がんばれ、世の管理職たち!男性たち!そして自分!


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