TOTOライブ at 武道館

クライアント先のギター・音楽好きの方たちと、なんとなくノリで行くことになった今回のライブ。

いまさらTOTO、されどTOTOです（笑）

ルカサーのギター、今は亡きＪ.ポーカロのドラム、デビット・ペイジとＳ.ポーカロのダブルシンセ。

特に７０年代後半から８０年代にかけて洋楽に夢中になった人にとっては、（好き嫌いは別として）このスタジオミュージシャンたちの卓越した完璧な演奏力と、涙腺を刺激するメロディアスな楽曲に一度は心動かされたはず。

ということで、観客は予想どおり４０代以上が多かったです。女性も意外にいました。

さて、ステージはほとんどルカサーが仕切ってました（笑）

思えば結成から４０年近く、ずっと正式なメンバーとして残っているのはルカサーとＤ．ペイジだけ。

大御所バンドのご多分に漏れず、いろいろ紆余曲折あったバンドでした。

だから言いたいことは…ルカサー、あんたは偉い！（笑）

ギターもいろいろとっかえひっかえ。

当たり前ですが、やっぱうまい。

いつも思うのですが、なんで外人は弾いていてもあんなに余裕があるんでしょうか。

S.ポーカロのシンセも、やっぱTOTOの音を支えてきたんだなぁと感慨深げ。

彼のソロでは、賞賛ともいえる一段と大きな拍手が鳴り響きました。

Ｄ.ペイジはマジシャンみたいな黒い帽子をかぶっていて、なんかちょっと笑えました。

ジョセフのハイトーンボイスは思ったより健在で、とりあえず聴けました（笑）

ただ、スタジオミュージシャンの性か、曲をアレンジし過ぎ（笑）

例えば名曲「アフリカ」では、会場でハモリを延々と。そういうのいいから。←でもハモったけど

あと個人的に好きなアルバム「アイソレーション」からは１曲もなし（笑）

そんなこんなで、約２時間半のライブは終了したのでした。

学生時代、そして今回のライブで大いに楽しませてくれた、この凄腕ミュージシャンたちに感謝しながら武道館を後にしました。マイク・ポーカロの復活を祈って…