昨晩、こども未来大学の先生役を務めてきました。
こども未来大学とは、週替わりでその道のプロが講師となって、子供たちにその仕事の魅力や働くことは何ぞやみたいなものを教える学校です。
私は昨年度、主催者の方に誘われたのですが、そのコンセプトに共感したことと、何と言っても「面白そう」だったのでお手伝いさせていただいています。
「面白そう」というのは、私の中では大きな価値判断基準です^^
で、今回は今年度からスタートした清水校での初講師。
場所は清水エスパルスドリームプラザです。ドリプラ、何年ぶりでしょうか(笑)
生徒は、小学4年生・6年生・中学3年生の3名+お母さん3名の計6名。全員女子(;^^
まずは子供たちの気を引くための雑談。つかみは大切です。
続いて本題。
社労士とは何ぞやという話では、
「『○○士』『○○師』というのは、○○の専門家という意味なんだよ」
「社労士とは、社会保険と労働法の専門家なんだよ」
「社会保険とは、国民全員でお互いを支え合う保険。社会保険があるから家族みんなが安心して生活できるんだ」
社会保険、少しは分かってくれたかな?
今回はこれだけでも覚えてもらえれば御の字です。
社労士の仕事や魅力の話では、
「会社が発展するためにお手伝いすることです。社員を大切にする会社は発展します。だから、少しでも社員の方が働きやすくなるような、モチベーションが上がるような制度などを提案することもあります。」
でも相手が子供だからといって「きれいごと」ばかり話してもよくありません。
ここは一つ心を鬼にして「残念ながら、時々会社と社員の間でトラブルが起こります。パワハラ、解雇、未払い賃金など。そんなとき、解決するのも大事な仕事です。」
社労士になるためには試験に合格する必要がある旨お話していると、「合格率は何%ですか?」と質問が。
「昨年は5%台、その前までは7~8%台ですね」と答えると、案の定、皆さん急に顔が引きつりました(笑)
社労士に向いている人の話では、「コミュニケーションがとれる人」「人に教えることが好きな人」「労働法に興味がある人」の3つを説明。
一概に言えませんが、まぁこんなところではないでしょうか。
で最後に締め。
「これからも、是非いろんな人や社会と積極的に交わってくださいね。そうすれば世の中、いろんな人間や考え方、仕事があるんだということが分かります。そうすれば自分が興味あることないことや得手不得手が分かり、いつか必ず自分のやりたい仕事がみつかりますから。」
おお、我ながら立派!でもこれ、私自身の人生経験そのまんまの話なんですよね。是非伝えたかった。人生、何が起こるか分からない。
約1時間、子供たち(特に小学生)は何とか集中力を保ってくれたかな?
さすがに中学生になると違いますね。途中、「あっせん代理ってなんですか?」って質問されちゃいましたし。
お母さんたちも、夢中になって聞いていただけたご様子でした。
今日お話したことが少しでもお役に立てたらいいですね。そして、いつの日か一緒に仕事ができたらもっといいですね。
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