生涯設計セミナー~セカンドライフにおける経済設計プランの立て方

先日、生涯設計セミナー講師をした。

浜松会場。40名近い方にお集まりいただきました。
浜松会場。40名近い方にお集まりいただきました。

これは厚労省委託事業の一環で、シルバー人材センター連合会様より講師を委託されたもの。

主に55歳以上の一般の方を対象に、「充実したセカンドライフ(以下「SL」)を送るためには」といった内容で解説した。

みなさん、ワーク中。
みなさん、ワーク中。

意外や意外、現役時代の総労働時間と比較してSLにおける余暇時間の方が長かったりする。

そんな長いSLをどう充実させるかは非常に大切なテーマになる。

まずは参加者の方々に、SLの「プラン」と「1日の過ごし方」についてワークしてもらった。

何をしたいのか・どう過ごしたいのか。これらを「可視化」することが、充実したSLを送るための第一歩になる。

ワーク中、ご質問にお答えしている私。
ワーク中、ご質問にお答えしている私。

続いてSLにおける支出と収入のお話。

データを見ると、夫婦で最低限の生活を送るには8000万円、ゆとりある生活を送るためには9000万円必要になる!(;^^

 

一方、収入が年金だけしかない場合、最低限の生活費と比較すると月4万円以上不足になる。現実は非常に厳しい!

掛川会場。
掛川会場。

続いてその年金のお話。

仕組みやもらえる年齢・金額について概要を説明したが、7割以上の方はご自身の年金額を既に把握されている様子だった。(ま、そりゃそうか)

 

そして今回のある意味メインである「SLの収支計画」についてワーク。

夫婦の年金等の収入と生活費について、ざっくりとですがシートに書き出してもらいSL全体を通しての収支を把握するこの作業、非常に大切。

セミナー後の個別相談会。iPad活躍中(笑)
セミナー後の個別相談会。iPad活躍中(笑)

最後に在職老齢年金、高年齢雇用継続基本給付金、失業給付、医療保険制度について説明をし、セミナーは終了。

 

セミナー終了後はそのまま個別相談会に突入。

相談者の中には「SLプランが何も書けなかった。いかに今まで何も考えずにきたのか思い知らされました。今日のセミナーは私のためにあるようでした」という方もいた。

そのような方は意外と多いのかもしれない。(正直、僕自身もSLについては漠然としか考えていないし…)

 

とにもかくにも、今日お伝えしたこと内容が少しでもお役に立てられたら嬉しい限りです^^


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