今年もあとわずか。
今年は、どれくらい有益な「付加価値」を創造しクライアントや世の中へ提供できただろうか?
付加価値創造は、当所の開業時からのミッションであり、常にこだわっていることだ。
ちょっと顧みよう。
・求人票作成セミナーの開催
今年は少し変わったセミナーを企画・開催した。
私が今までに手がけた求人票の成功事例をいくつか紹介し、求人票を作成する上でのポイントを解説。そして実際に求人票を作成してもらった。
欲しい人材がなかなか採れない昨今、これは意味のあるものだったと自負している。他社ではまずやらないしね(笑)
オープンセミナーのほか、クライアント先での社員研修や商工会主催の経営者向けセミナーで話をした。
来年はいよいよ?人事制度に関するセミナーを開催する予定だ。
今からワクワクする。やはりセミナーが最も自分らしさを発揮できる。
・情報発信
今年は特に情報発信に努めた1年だった。そのための情報収集に割く時間は、今や完全に大切な日常業務の一部になった。
特にこだわったのは、情報が「早いこと」「有益であること」、そして「自身の言葉で伝えること」だ。
クライアント訪問時には、なるべくそのクライアントが欲している情報を資料やリーフレットを多用し提供するよう努めた。
最悪なのは、当方が提供する前にクライアントが既にその情報を知っていること。2番手の情報では全く意味がない。
また、我々の業界ではよく見かけるのだが、クライアント向けの情報紙を外部業者に委託することは絶対にしない。それも1つの方法であり否定はしないが、自分はやっぱダメだな。
そして今年から始めたメルマガ。
月2回メルマガを書くのは結構大変だが、クライアントや読者から「参考にしています」「次回が楽しみ」「印刷して壁に貼っています」なんて反応があるとやはり嬉しいものだ。
またメルマガを書いていると、都度自分の知識が整理され理解が深まる効果もある。
タイムリーで質の高い情報は、確実に大きな付加価値・差別化になるということを確信できた1年だった。そのために費やす労力や時間、コストは何ら無駄ではなかった。
来年は、情報の中身や収集方法をさらにブラッシュアップしたい。
話は変わるが、高校時代の同級生がイタリアンの店を開業したということで、先日、帰省ついでに同級生らと早速寄ってみた。
味もさることながら、地元の旬な食材にこだわっている数々の創作料理に思わずうなった。
20数年ぶりに会う同級生らと、昔話や現況はもちろん、経営についてまで話はバラエティに富んで尽きなかったが、その中で、自分で食材にこだわり料理をいろいろと考え出せることが仕事のモチベーションだと話していた。
私は、ブレない信念の下、何かこだわりを持ち続け仕事をしている人(≒プロフェッショナル)に出会うと、妙に嬉しくなる。それが同級生となるとなおさらだ。
業界は違えど、負けてはいられないとも思った。
仕事は、創造できるからこそ面白いし、それが原点だ。
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