士業は格好の餌食

HPを出しているからだろうが、時々営業の電話が来る。

ほとんどが都市圏に本社を構えるIT関連企業からだ。

「ヤフーの検索エンジン対策をしませんか?」

「集客率がアップするホームページを作りませんか?」

「○○に広告を出してみませんか?」

そんな感じだ。

「不動産に投資してみませんか?」といったものまである。

 

しかも「今静岡県で1社だけ提携先を探していまして…」「士業様限定でご紹介していまして…」などと、「あんたは厳選されてまっせ」的なアプローチで迫ってくる。常套句だ。

 

私は過去に1度だけまんまとこの手の営業にやられた経験があり、「いい話」は全く信用しない。

更に私の経験則から言うと、HPから顧客を獲得できることは皆無ではないけれど、所詮その件数は限られていて、しかも、そういった顧客といい関係を築くことは難しいと感じている。目移りが激しく、金に細かいからだ。(もちろん、そうでない顧客もいる)

 

 

最近は「社労士向け○○コンサルタント養成セミナー」とか「社労士向け顧客獲得セミナー」など、社労士向けのセミナー営業もよくあるのだが、その講師自身が社労士だったりする(笑)

同業者を食い扶ちにする同業者。最もたちが悪い。

そうだと分かっていても、ノコノコ話を聞きに行ってしまう自分もいる(笑)

 

 

営業なんて大嫌い・大の苦手という人が就くのが士業だから、顧客獲得に苦労している士業は多い。

逆に、成功すればそれなりに潤うことができるのも士業。

 

士業は格好の餌食なのだ。 


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