先日、市内にある㈱松岡カッター製作所さんへ企業視察した。
これは、県内でいきいきとした職場づくりを実践している先進企業を視察訪問するというもの。
まず、松岡慶子専務から会社概要について説明いただいた。
時代と共にさまざまなカッターを製作されている。80年の歴史を感じた。
最近は経営革新に挑戦したり、ものづくり補助金などを活用したりと、積極的に事業展開されている。
続いて、取り組んでいる「家庭と仕事の両立支援」について説明を受けた。
昨今導入したという「時間有休制度」は、「学校用事などで、ちょっとだけ会社を抜け出したい」という人が案外多いことに気づき、それに応えたもの。
事業への支障はほとんどなく、有休消化率が上がったそうだ。
管理も専用ソフトなどを利用し、そんなに大変ではないとのこと。
今後は親の介護の関係などで、利用頻度は増えるだろう。
女性社員が妊婦になると、スタッフ全員で仕事をカバーするような取り組みも。
社員が、安心し働いて子育てできる取り組みを実践されていて、感心しきりだった。
採用面では、技術系の高校やポリテクセンターなどと連携し、積極的にインターンシップを活用し人材を受け入れているようだ。(説明後の工場見学では、若年者から中堅まで、人材が豊富な印象を受けた)
また勤続年数による表彰制度、アイデアコンクール、全社かけてのボーリング大会など、社員の士気を高める取り組みも継続されている。
組織改革したり新しい制度を導入する場合、経営者の本気度や覚悟がまず必要で、そして、それを継続することの大切さを改めて学んだ。
松岡専務をはじめ、社員の皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました!
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