セクハラ研修


先日、社員向けのセクハラ研修を開催した。

まずはトップメッセージ。

社長の思いを語っていただいた。


続いて参加者に、今現在の自身のセクハラに対する認識度をチェックしてもらった。

続いてDVD視聴とその振り返り。

「今はコミュニケーションギャップによるセクハラが増えています。本人は良かれと思ってしたことでも、相手が不快に感じるギャップです」

「特に近年はメールやラインなどが普及し、気軽に自分のメッセージを伝えられるようになりましたが、それに絡んだセクハラが増えています」

部下は「NO」とはいいづらい。
部下は「NO」とはいいづらい。

「『女のくせに』『男のくせに』など過度な役割分担意識は、セクハラを生む温床になりやすいもの。相手を仕事の対等なパートナーとして見ることが大切」

「時としてセクハラのジャッジは難しいですが、端的に言えば『自分の大切な人がもしそうされたらイヤだなと思うことはしない』ということ」

「考え過ぎると逆にコミュニケーションが取りづらくなりますから、考え過ぎるのもよくないですね」

続いて、セクハラが起こった場合の対応についてレクチャー。

「早い段階で『NO』と意思表示することが何より大切です。セクハラは往々にして『NO』と言えない人がターゲットになり、気づいた時には大事になるこもの」

「損談窓口への相談という方法も知ってください。当所は外部相談窓口になっています。会社は適切な対応をしますから、安心して相談して下さいね」

最後に、冒頭に行ったセクハラチェックについて解答例を元に答え合わせ。

ここはいつもちょいと盛り上がるところだ。

それぞれ、気づきを得ていただけた様子だった。



残念ながらセクハラは天災と同じで、忘れたころにやってくる。

定期的な指導・教育と、職場全体で取り組む意識が重要になる。


アンケート結果(一部抜粋)



自分がセクハラだと思っていたことがセクハラでなかったり、またその逆のこともあったので、改めてしっかりした知識をもつことが大切だと感じました。

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 自分ではコミュニケーションをとるつもりが、セクハラだったりすることもあるので、相手の気持ちを考えた上で発言をしようと思った。

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相手の立場になるということを学んだ。とにかく、まず発言する前に一度考えてみることをこれから心がけていくことにします。

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基準は人それぞれで違うので自分の価値観や常識の基準では相手にどう思われているか分からないので、気をつけるようにしたい。

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セクハラとセクハラでない境が今までははっきりしませんでしたが、とてもよく分かりました。

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「うちの女の子」など普段言われていて何も思わなかったことでも、模範解答では○だったのでびっくりしました。



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