引っ越し先で、少し驚いたことがあった。
それは、1ヵ月に1回くらいのペースで回覧板が回ってくるということ(笑)
昔は、恐らくどこの地域でもあったと思う。僕の実家近辺でもあった。
大切な地域の情報を地域住民に知らせるという、重要な役割を担っていた。
でも時代と共に、いつの間にかなくなっていた。
何十年ぶりかの再開だ。
中身はというと、正直、興味を引くようなものは少なく、ネットで検索したり注文したりすれば事足りるようなものも多い。
なぜこの時代に回覧板なのだろう?と不思議に思ったが、その答えは表紙に出ていた。
情報伝達という役割以上に、地域住民がつながるためのきっかけ作りという役割が大きいようだ。
で現実はどうかというと、名前もよく分からない次の人の郵便受けに回覧板をただ突っ込んでくるだけで、残念ながらそこにはコミュニケーションなど皆無。(それにしても、今は名前がない郵便受けが目立つ)
ただ、もしどこかで回覧板が滞っているようなことがあれば、それは何かのサインと察することもできる。それだけでも大きな意味があるのかもしれない。
生きるを支える回覧板、今の時代にあながち大袈裟ではない気がした。
コメントをお書きください