先日、東京での研修後に、ある店にちょっと寄ってみた。
静岡の呑み助なら、恐らく誰でも知ってるだろう静岡おでんで有名なある居酒屋が、昨年末に銀座に出した店。
偶然にも研修会場とその店が、目と鼻の先だったのだ。
今までは、夕方から普通に酒を飲んでいるサラリーマンを冷ややかに見てたけど、いざ自分が夕方5時から銀座で飲むとなると、なんとも贅沢な気分になる(笑)…こうゆうことなのか?
店は、雑居ビルの地下にあった。
大将の「静岡の食文化を広めたい!」という熱い思いと、一緒に働く従業員やご家族に対する愛情は変わっていなかった。というか、むしろパワーアップしていた(笑)
大将は、仕事人でありプロ意識の非常に高い人。いつも勉強(&反省)させられる。(以前、仕事をいただいたことがあり、大将のことはよく知っている)
大将と師匠の30年越しの東京での再会話は、奇跡的・運命的で驚いた。
この地で店を構えることは「神様のお導き」だったに違いない。
開店当時、客がほとんど来ない日が続いて眠れない日々を過ごしたという。
自分で事業を立ち上げるにあたり何が大変かって、資金繰りもそうだけど、それ以上に精神的にまいること。
これは、起業人なら恐らく誰でも多かれ少なかれ経験していると思う。僕もした。
独立は、これが最初の関門だと思う。
その後は、地元静岡の人たちの応援もあって、徐々に軌道に乗っていったとのことだが、「0から1を生む大変さを知ったよ」とポツり。顧客0からスタートした僕も全く同感だ。
ビジネスの世界では、0から1を作り出すことは大変だけど、逆にそれができる人は生き残っていけるような気がした。
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