先日TVで「世界のやまちゃん」を取り上げていた。
世界のやまちゃんとは、中部地方中心に展開する居酒屋チェーン店のことで、手羽先で有名だ。一、二度行った記憶がある。
先日亡くなった創業者は、生前、社員に対して「立派な変人たれ!」というメッセージを送り続けたという。
このメッセージには、「人と違うことを恐れず変化し続けろ」という思いが込められていたそうだ。
創業者は開業当時、相当無愛想な人間だったようだが、途中から自分が変わらなければいけないことを悟り、そこから人が変わっていったという。
だからこのメッセージは、創業者の経験によるところが大きく、説得力があるのだろう。
実は、僕も以前からよく周囲に言っているのだけれど、起業人や経営者はそもそも変人でないと務まらないと思っている。
一般の人と同じような感覚や発想、精神力では、経営し続けることは難しい。
「人と違うこと(差別化)」という意味での変人さが必要なのだ。
一方で、「絶えず変化し続ける」という意味での変人は、最近、少し守りに入っている気がしている自分にとって、いろいろと考えさせられた。
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