先日、クライアントの面接に立ち会った。
エントリーは韓国籍の青年。
何やらワーキングホリデーで日本に来ていて、生活費のために働きたいとのこと。
本人は、ワーホリは労働時間に制限がないから、なるべく多く働きたいと言っている。
一方、在留カードを見ると、通常留学生などにある「資格外活動許可」の文字が印字されていない。
「ん、働けるのは週28時間までじゃないの?っていうか、そもそもバイトできるんかい?」と半信半疑になった僕は「後で確認します」と、その場はお茶を濁した(笑)
いろいろ話していると、年金や税金について、エントリー者から質問が出た。
1番知りたいのは、おおよそ給料の何パーセントくらいかかるかということのようだ。
多分理解してくれたと思う。
エントリー者はすごぶる真面目そうで、日本人以上に謙虚な印象だった。
日本語はカタコトだが、勉強してまだ数年とは思えないくらいのレベル。決して達筆ではないが、履歴書も漢字で書いている。
日本に来る留学生のレベルは総じて高いとよく聞くが、ワーホリも捨てたものではない。
さて面接後、早速、外国人労働者雇用の書籍を購入してみた。
在留資格や雇用ルールは、想像以上にいろいろあるが、外国人労働者の受け入れに、日本はかなり排他的・鎖国的なのが気になる。細かい制限がたくさんあり、現実的でない。
今後、人材不足問題を解決するには外国人に頼らざるを得ないというのに。
大きな改革が必要だと感じた。
ちなみにワーホリの労働時間は、本人が言う通りだった。
面接が終わって、社長から「同席してもらって本当に助かったよ。特に年金や税金は分かんないからねぇ」という言葉をいただいた。
今後、外国人労働者の面接立会いは大きなサービス・強みになることを実感した瞬間だった。
昨年始めた英会話はまだ続いているが、これで目的がグッと絞れたかも^^
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