No2

組織が大きくなるために必要なもの…

それは売上でもなく、顧客でもなく、「No2」の存在だ。

経営者の右腕となり、経営者の思いを汲んで動く参謀のような存在だ。

 

 

最近、業務の中でそんなNo2の話が続いた。

とある経営者は、No2がいないため、なかなか組織が大きくならないと嘆いていた。

確かに、特に中小企業は人材に限りがあるせいか、No2がいる職場は少ない。

 

 

しかしながら、僕の周りでもNo2が活躍している中小企業は少なからずあり、業績は悪くない。自身の会社員時代を顧みても、No2がいたが、当時、業績は伸びていた。

 

よく見ると、No2は経営者の親友だったり、会社創業時から経営者と苦楽を共にしてきた同士が多かったりする。

No2は、新卒を育てるように手塩をかければなんとかなるというものではないのだろう。

No2は育てるというより、いかに経営者と「気が合うか」「波長が合うか」の方が大切で、結局は「人との巡り会わせ」とか「人運」みたいなものだと思う。

 

 

とある経営者は自身の人脈を生かして、気の合うNo2をこれから引っ張ってくるつもりだと僕に話してくれたが、それは正解のような気がする。


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