挑む!働き方改革

クライアント先で、新しい働き方を導入しようということになった。

それは、ズバリ「週休3日制」だ。

先日、社長と労働時間について話をしているうちに、そんな案が浮上した。変形労働時間制を導入し1人増員すれば、週休3日制は不可能でないということが分かった。

しかもざっと見積もっても、一人当たりの月残業時間が約40時間!減る。

 

このクライアントの業界では、長時間労働は当たり前で、週休2日制さえ正直難しい。更に人材不足もかなり深刻化している。

だから週休3日制が導入できれば、それだけで大きな差別化・話題となり、それを大々的にアピールすることで求人採用にもきっと有利に働くに違いない。(可能ならプレスリリースを狙いたい)

僕は「絶対にやるべきですよ!」と社長の背中を押した。

 

 

ただ懸念材料もある。

 

そもそも週休3日もいらない、そんな社員が出てくるかもしれないこと。

家族がいればまだしも、若い独身者などは、休みが多くて逆に手持ち無沙汰になるかもしれない。

これについは、週休3日制を導入する意味や効果を我々が説得するしかない。

 

また、既存の社員の収入(残業代)がそれなりに減ってしまうこと。残業が多い企業は、どうしても残業代ありきで賃金が成り立っている。

これについては、浮いた人件費を毎月のインセンティブに回すことにした。

更に「副業解禁」も一案だ。昨今、多様な働き方が重視され、制約社員が増える中、労働者の経済的観点から副業解禁の流れが一部出てきている。

 

 

そうこう話をしているうちに、話は自然に賃金に移っていった。

そして、これにを機にちゃんとした(明確にルール化した)賃金制度と評価制度を導入しようということに相なった。

 

今後、働き方改革・人事制度改革を遂行していく。ワクワクしている。


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