プレミアムフライデー改正案

プレミアムフライデーが始まってはや5ヵ月。

3月のプレミアムフライデーに、とある店にスーツを見に行ったのだが、その時は、その店は1週間、ほぼ全品を半額にするという太っ腹なことをしていた。

4月の最終週にその店に行ったら、その半額対応は、最終金曜日、しかも時間限定に変わっていた。

 

店側も試行錯誤しているようで、報道などを見ていても、当初期待したほどの効果は出ていないようだ。

 

 まあ、少し考えても容易に予想はつくところだが、

・月末かつ週末でそもそも業務が忙しい

・例え午後3時に退社しても、それが消費行動を喚起する起爆剤になるとは限らない

・午後3時から定時までの賃金はどうするのか?(欠勤控除扱いなら社員は嫌がるだろうし、その分の賃金を払えば会社負担が増す)

・店側は早く開店するにあたり、その分の人材の確保や人件費の負担がある など

 

 

そこで、こうしてみたらどうだろうか。

・最終金曜日と画一的にしないで、プレミアムフライデーならぬ「プレミアムデー」をいつにするかは各社に委ねる。

・企業は、プレミアムデーは所定終業時間より少しでも早く退社するよう社員へ促す。(午後3時と限定しない)

・プレミアムデーに「時間単位有休」を活用した企業に助成金を支給する。(その場合は、プレミアムデーや時間単位有休について就業規則に規定する)

・社員がプレミアムデーに消費した場合、その費用や売上げを非課税扱いにする。(年末調整や確定申告で清算する)

・プレミアムデーに参加している企業や店舗が一覧で分かるサイトを作る。

 

こうすれば、手続きが多少面倒になるけど、今よりは参加するメリットが感じられ少しはましになるかも?


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