ハロワ求人、依然企業努力不足?

先日、久しぶりにハローワークへ行った。

昨今は、雇用保険がらみの手続きは電子申請でおおよそできてしまうので、昔のようにいちいち書類を持参してハロワへ行くことは随分と減った。

 

では一体何をしに行ったのかというと、なんと求人閲覧。

実は、あるところから求人票作成に関するセミナー依頼があって、その参考のため。

もし知り合いが、閲覧する僕の姿を見たら「とうとうアイツも喰えなくなって転職か?それとも副業探しか?」と思ったに違いない(笑)

 

 

ハロワはそれなりに混んでいたが、空席もいくつかあったのでお邪魔することにした。(当然、求職者の方が優先だからね)

 

それにしても、久しぶりの求人票閲覧。

端末操作に最初少し戸惑ったが、それもそのはず、明らかに求人情報(条件)を絞るための「選択肢」が増えている。

 

県外企業の求人もよく目についたが、偶然だろうか?いや、今は人手不足で県外もターゲットとしているからだろう。

固定残業代の表示については、以前より厳しくなり、何時間分の残業代なのかを記載するようになっていた。

 

仕事内容について、それなりに埋めてある求人票は予想以上に多かった。

以前は「本当にこれで人採るつもりあんの?」と思うくらい、仕事欄の量・質ともに乏しい内容の求人が多かったが、今は改善されているようだ。

恐らくハロワ職員の指導によるものだろう。多くの求職者が最も注視するのは、この仕事内容なのだ。ここを充実させないことには、お話しにならない。

 

反対に、それ以外の欄(事業内容・会社特長・求人条件特記事項・備考)を有効活用している求人は、相変わらず少なかった。

ここだけで、600文字近く入るのにねぇ…

 

今は「画像情報」といって、通常の求人票にプラスして自社の情報を10枚まで掲載できる。多ければいいってものではないが、これを使わない手はない。

但し、利用している求人は少なかった。

 

 

今は特に40代以下の人は、ハロワよりもネットで職探しをする人の方が多い。でもだからと言って、ハロワ求人について手を抜くのはもったいない。

僕はよくクライアントに言うのだけれど、大切なのは「求人活動は、使えるもの(媒体・ツール)は全部使いましょう」ということ。

人の縁は、どこでどうなるか分からない。ハロワもその1つだ。しかもタダだしね。

 

久しぶりにハロワ求人を閲覧して、「人が来ない・採れない」と言う割には、総じて企業努力が足りていないように映った。


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