エクセルは仕事でよく利用する。
こんな表があったら便利だなと思えば、あれこれ関数を組み合わせながら作り上げていく。
その際、なるべく入力の手間がかからないようにすることを意識する。詰将棋を解いていく感じに似ている。
目的の表が作れたときは、1人ニヤッとする(笑)難易度が高ければ高いほど達成感が得られる。
エクセルは、数学脳の僕には合っているんだと思う。
さて、そんなエクセル好きの僕だけど、最近なかなか手ごわい表に挑戦した。
それは勤務時間表。日々の労働時間や残業時間を把握するもので、まぁよくあるものだが、今回挑戦したものは結構複雑だ。
原則、業務開始時間と終了時間、休憩時間を入力すれば、所定内労働、法定時間外労働、法内時間外労働、法定休日労働の各時間が一瞬で表示できるようにした。
週44時間の法定労働時間にも対応可能。振替を同一週で取った場合と、同一週以外の週で取った場合とで割増率が変わるようにもした。
なぜこんなに複雑な勤務表を作ったのかというと、もちろんクライアントのためなのだが、背景には、来年時間外の上限規制が厳しくなることへの対応がある。
今のうちから正確な労働時間や残業時間を把握し、今後の対策に備える必要があるからだ。
しかし残業時間の算出は、想像以上に複雑だったりする。
前述の勤務表以外に、運送業のクライアント向けの勤務表もほぼできつつある。こちらは実働時間から算出した残業代と固定残業代と比較し、不足がないか毎月自動チェックするようにするものだ。
エクセル関数は、さまざまなアイデアでクライアントごとにカスタマイズできるからいい。
そう言えば思い出したが、もう10年以上も前の話になるが、在職老齢年金のシミュレーションをエクセルで作ったことがあった(笑)
たかがエクセル、されどエクセル。
僕にとってエクセル関数を使いこなすということは、オフィスワークの生産性を上げ、クライアントへの対応を可能にするために欠かせない。