今回はジャズ。
ジャズの楽しみ方の1つに、インストゥルメンタルにこだわるという聴き方がある。
僕は学生時代からギターをやっている手前、どうしてもギターに目(耳?)がいってしまう。
ジャズギタリストは他のインストゥルメンタルと比較しても少数だから、どうしてもウエス・モンゴメリー然り、好みはかぶりやすい(笑)
僕もウエスは好きでよく聴くが、個人的にはこのグラント・グリーンが一番。
ウエスの魅力は、サムピック+オクターブ奏法によるウォーミーかつスピード感。一方グリーンの魅力は、ブルージーな音・演奏にあると思っている。
中でも今回のアルバム「グリーン・ストリート」(1961年)はいい。ジャケットは「グリーン」だが、演奏は「ブルー(ジー)」。特に1曲目の「No1グリーンストリート」はしびれる。
どーでもいい話だが、行きつけのジャズバーに行くと、僕がグリーン好きだということで、店主は気を使ってこのアルバムをよくかけてくれる(笑)