洋画の紹介。
「パリ、テキサス」(1984年)。
監督ヴィム・ベンダース、音楽ライ・クーダー、撮影ロビー・ミュラーという最強の布陣。
怪しげな男が砂漠をさまよう謎のシーンから始まる。ライ・クーダーのスライドギターの乾いた音だけが響き渡り、のっけから映画に引き込まれる。
途中、元妻を探しに旅に出るのだが、この妻役がナスターシャ・キンスキー。今観てもホント綺麗で思わず見とれてしまう^^風俗店での主人公との壁越しの電話でのやりとりは印象的なシーン。
また、途中途中の映像の”色”も素晴らしい。さすがはロビー・ミュラー。
僕はいわゆるロードムービーが好きで、そのうちのお気に入りの1つがこの映画。ロードムービーって、裏テーマに「人生」があるのだと思うけど、たいがいハッピーエンドで終わらない(笑)
でもそこがまた余韻が残って良いんだよね。