今回はジャズアルバムの紹介。
僕にジャズピアノを聴くきっかけを与えた1枚。と同時に、マイ・フェバリット・ジャズアルバムのうちの1枚だ。名盤と言っていいと思う。
盲目のピアニスト、アート・テイタムと、テナーサックスのベム・ウェブスターらよる、珠玉のスタンダード作品集。1956年録音。(時代もいいねぇ)
これが実にもう、洒落て気品があるというか、とろけるような艶っぽい、心暖まる作品になっている。
二人は親友だったのかはよく知らないが、何ともリラックスして演奏している姿が浮かんでくるようで、ほっこりする。
ガヤガヤした飲み屋でなく、大人な落ち着いたバーやレストランで聴くと最高だろうね。もちろん、リラックスしたい家飲みでも。
モダンジャズと一口に言っても、スウィングするジャズもあれば、クールなジャズもある。そしてこのアルバムのようにリラックスできるジャズもある。その奥深さに感銘する。やっぱモダンジャズは最強で最高だ。