ソウル③ レディ・ソウル/アレサ・フランクリン

また一人のレジェンドが消えた。

アレサ・フランクリンを語れるほど、そんなにアルバムは持っていないのだが、アトランティック時代の代表作「LADY SOUL」(1968年)を紹介したい。

 

彼女の代表曲である「Chain of Fools」や「Money Won't Change You」「Come Back Baby」などノリの良い曲から、バラード調の「A Natural Woman」(←キャロルキングのカバー)「Ain't No Way」、ブルージーな「Good to Me as I Am to You」、ゴスペル風の「People Get Ready」など、アレサ・フランクリンの魅力が詰まった一枚だ。

僕が初めてまともにアレサを観たのは、実はスクリーンの中だった。

それが「ブルースブラザーズ」だった。この映画は僕のマストであり、またいつか当ブログで紹介したいが、この中でマット・マーフィーの妻役で主演、振り付けをしながら歌うシーンが印象に残っている。

 

 

「ソウルは60年代がマスト」と信じてやまない僕からすれば、レイ・チャールズのときよりも今回の方が残念だ。60年代ソウルのレジェンドは、もうこれで誰もいなくなってしまったのではないだろうか。

 

多くの黒人女性シンガーからリスペクトされていた歌声を、一度でいいから目の前で生で聴いてみたかったもんだ…とせめての思いから、つい先日、行きつけの洋楽バーでこのアルバムを大音量でかけてもらった。…合唱


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