ジャズピアニスト、トミー・フラナガンのアルバム(1960年)。
ゆったりとしたピアノに、決して出しゃばり過ぎないベースとドラム。
いいなと思うアルバムは、実はトリオが多かったりする。何でも多けりゃいいってもんじゃあない。
適度にメロディアスで、とてもリラックスできる。脳内に快楽ホルモンが分泌されるのが分かるくらい心地よく、寝る前に聴くことも多い。特に「Velvet Moon」「You Got to My Head」「Come Sunday」あたりがいい。
モダンジャズ・ポピュラーミュージックが生まれ、リアルタイムで聴けるこの20~21世紀に生を受けて本当に良かったとつくづく思う。奇跡とも言える(^^
トミー・フラナガンは脇役的な存在だったらしく、実は僕はよく知らない。更になぜこのアルバムを入手したかもよく覚えていない。
でも、CDプレーヤーの中にしばらく入れっぱなしにするくらい、ここ数年、モダンジャズの中では最もよく聴く愛聴盤になっている。