最近、サブスクリプション(定額課金サービス)という言葉を見聞きするようになった。
有名なところでは、アマゾンプライムやHuluなどの音楽・動画配信サービスが頭に浮かぶし、今はファッション系(服や腕時計、エステ等)や車の定額レンタルサービスまであったりする。フィットネスクラブだってそうだ。
個人的には、オーディオのサブスク(レンタル+販売)を是非やって欲しい。(もうある?)
オーディオは、自宅でセッティングしないとどんな音が出るか分からないし(部屋の特性や機器の相性がある)、そうやすやすと買い換えられる代物ではないからだ。
特に今は、モノを所有することよりもコト(経験)に価値を重んじる人や、無駄な消費は極力抑えたいと思う人が多いので、そういった時代背景もこのビジネスモデルの拡大に拍車をかけているのだろう。
サブスクは、提供側・利用側それぞれにメリットがある。
提供側は、安定収入につながったり、気軽に商品やサービスを利用してもらいやすい。利用側は、無駄なコストを抑えられたり、気軽にお試しできる。
もちろん提供側は、絶えず顧客のニーズを察知し、それに叶う商品やサービスを提供したり、費用対効果を感じてもらえるよう努力が必要になる。それができないと、簡単に”乗り換えられる”というリスクもはらんでいる。
我々の仕事(ビジネスモデル)も、クライアントは毎月一定の顧問料を支払うことで、何回でもサービスを受けることができるという意味では、サブスクと言える。
「お試し顧問料金月1万円から、使いたい放題!」みたいな安売りが増えるかもしれない。使う側も「ちょっと気軽にやってみるか」みたいな感覚になりやすくなるかもしれない。
個人的には、少なくとも過当競争に巻き込まれるのはゴメンなので、乗り換えられないよう努力するのみだ。