たまには仕事以外の話でも。
先日、ラリー・カールトンのライブを観に行った。
それにしても、一体どうして清水にやって来たのだろう?(笑)
会場を見渡すと、席は9割弱くらいは埋まっていただろうか。それにしても、40~50代くらいとおぼしきおっさんばっかだ(笑)
何気なくステージに登場したラリー、スローな曲を静かに弾きだした。サムピッキングだ。
観客は一瞬に静まり返る。同時に、世界トップギタリストのプレイに釘付けになった。
使用ギターは、チェリーサンバーストの335。
聞くところによると、ヘッドの「Gibson」の文字が消されて「room335」になっていたそうだ。
ヴィンテージでなくカスタムだろうが、遊び心だね~
選曲は実にバラエティーだった。
中でもバラード「FOR LOVE ALONE」はシビレた。
335の艶やかかつエッジの効いた、ある種完璧な音は鳥肌もん。
それにしても、これだけのクリアな音で弾くって、ミスタッチが怖くてとてもできない。
ボナの弦に絡みつくような指さばきとチョッパー(でいいのかな?ベースは詳しくない)は噂通りで、その音はまるで人間が早口でしゃべっているようにさえ聴こえた。
あと意外とハスキーボイス(笑)
それにしてもいつも思うが、なんで外国人ミュージシャンはプレイに余裕があるんだろう。
常に観客の反応を楽しんだり、ニコニコしながら観客に応えている。すごいわ。
ライブが終わり家路に着く間、335フリークとしては、主を選べない愛器に申し訳ない気持ちになりつつ、精一杯弾いてやろうと思ったのだった。