ラリーカールトン ライブ

たまには仕事以外の話でも。

先日、ラリー・カールトンのライブを観に行った。

それにしても、一体どうして清水にやって来たのだろう?(笑)

 

 

会場を見渡すと、席は9割弱くらいは埋まっていただろうか。それにしても、40~50代くらいとおぼしきおっさんばっかだ(笑)

 

何気なくステージに登場したラリー、スローな曲を静かに弾きだした。サムピッキングだ。

観客は一瞬に静まり返る。同時に、世界トップギタリストのプレイに釘付けになった。

 

使用ギターは、チェリーサンバーストの335。

聞くところによると、ヘッドの「Gibson」の文字が消されて「room335」になっていたそうだ。

ヴィンテージでなくカスタムだろうが、遊び心だね~

 

愛器 GIBSON ES-335(’66)
愛器 GIBSON ES-335(’66)

選曲は実にバラエティーだった。

中でもバラード「FOR LOVE ALONE」はシビレた。

 

335の艶やかかつエッジの効いた、ある種完璧な音は鳥肌もん。

それにしても、これだけのクリアな音で弾くって、ミスタッチが怖くてとてもできない。

 

ボナの弦に絡みつくような指さばきとチョッパー(でいいのかな?ベースは詳しくない)は噂通りで、その音はまるで人間が早口でしゃべっているようにさえ聴こえた。

あと意外とハスキーボイス(笑)

 

それにしてもいつも思うが、なんで外国人ミュージシャンはプレイに余裕があるんだろう。

常に観客の反応を楽しんだり、ニコニコしながら観客に応えている。すごいわ。

 

 

ライブが終わり家路に着く間、335フリークとしては、主を選べない愛器に申し訳ない気持ちになりつつ、精一杯弾いてやろうと思ったのだった。


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