先日、ブルースツアーに行ってきた。主にメンフィスとミシシッピーを中心に、ブルース所縁の地を巡礼しつつ、ライブも楽しもうという企画。
今回から、そのときの様子を何回かに分けてブログに記そうと思う。(当該内容は、仕事とは全く関係ありません(笑))
行く先々で写真のようなマーカーが出てくる。マーカーは、ミシシッピが輩出したブルースマンの所縁の場所に立てられている。
これは「ミシシッピ・ブルース・トレイル」といって、ミシシッピ・ブルース・コミッションによる文化プロジェクト。
当プロジェクトは、アメリカ政府からの補助金等で運営されている。
ブルーストレイルを紹介した動画。
マーカーは100を超える。
ブルースマニアは、これを巡ったりするわけだ。
マーカーがなければ、これらの貴重な文化財が、このまま人々の記憶からなくなってしまうのだろう。
今回、旅のお供に持参した本。
ダラスを経由し、いよいよテネシー州メンフィスへ。
気持ちは高まる♪
”Home of the Blues,Birthplace of Rock'n'Roll”
メンフィス空港では、早速こんなディスプレイがお出迎え。
♪がトレードマーク。
レンタカーをピックアップし、ホテルへ移動。
でかいコンボイが普通に走っている!これこれ、いきなりアメリカ感100%。
はいはい、通るよ~
よく見ると歩道や横断歩道がない。幹線道路は完全に車専用になっていて、人は誰一人として歩いていない。
給水塔。「バクダットカフェ」を思い出す。
今回宿泊するモーテル。
場所は、テネシー州からミシシッピー州に入ってすぐのところ。
ちなみに、モーテルに行く前に食料品の買い出しのためにスーパーへ寄ったが、食べたいと思うものはほとんど無し(笑)
部屋はこんな感じ。ベッドの高さが高い。
部屋の壁に掛けられた作品。
よく見ると、それぞれの州のナンバープレートで作られている。州によってデザインが違うのがいい。
こちらに来て気づいたのだが、ミシシッピー州は、ナンバープレートは車の後ろのみについている。
夕食はモーテル近くの「メンフィスBBQ」へ。
日差しが強く少し暑いくらいだが、湿度はなくカラっとしている。
メンフィスの地ビール。
味はバドのようにあっさりしていて飲みやすいが、逆にパンチはない。
BBQと言っても、想像していたものとは随分違う。おいしかったが、大味感は否めない。
ちなみにこれで4人前(笑)とても食べきれないのでお持ち帰り。
日本人はチップがいいのか、やたら黒人ウェイターがはりきっていた(笑)
夜は、メンフィスにあるビールストリートへ。
その付近にあるこの建物、実は数年前まで稼働していたギブソンギターファクトリー。残念ながら今は使われていない。
ここから一帯がビールストリート。
ライブハウスや飲食店が軒を連ねる。ライブハウスは、中の音をガンガン外に流している。
ちなみにビールストリートのビールの綴りは、「Beer」でなく「Beale」。
中でも最も有名なのが「BBキングスブルースクラブ」。
あの今は亡きBBキングが経営していた。
ストリートの端には、メンフィスポリスがパトカーで常駐している。
店内には既に多くの人がいて、ステージ前では踊りを楽しむシニアの姿も。
人混みを掻き分け、カウンターで立って楽しむことに。黒人バーテンダーにコロナを注文。6ドルと言われ10ドル紙幣を出すと、釣りは3ドル50セント。チップも取られたわけだ。
それにしても、ストリートには黒人も多く見られたが、なぜか店内の客はほとんどが白人。逆にバーテンダーや受付、ウエイターは黒人ばっか。
角の店ではブルースハープが聴けて、渋めで良かった。
多くの店がノーチャージで入れる。自分好みのミュージシャンや音楽に出会うまで色々回るもよし、一つの店で留まるもよし。楽しみ方は自由。
結構ロックをやっている店が多かったようだ。
ブルースカフェ。主に食事がメインのこの店は、結構有名みたい。
ギフトショップも何店舗かある。
エルビスがメインのギフトショップも。
ストリートではこんなパフォーマンスが。
1日目 経路と訪れた主な地
①メンフィス空港
②モーテル
③メンフィス(ビールストリート)
ビールストリート(BBキングブルースクラブ)