先日、人材育成のセミナーで登壇した。
参加者は市内で介護施設を運営する経営者や施設長など。主催は介護労働安定センター静岡。
何をどうやろうか迷った挙句、今回は、人材育成のベースとなる理念・価値観についてディスカッションしていただき、気づきを得ていただこうと、僕が時々やるリーダー研修方式でやってみることにした。
軽くアイスブレイクをしてもらい、早速、僕の方からテーマを投げかけ、グループディスカッションスタート。
テーマは、人材育成において、理念や価値観の共有はなぜ大切なのか、職場はどうなのか。
最初は皆さん戸惑いつつも、次第に手が動き、口が開いていく。
中盤はDVD視聴。
クレドでおなじみのリッツカールトン大阪など、理念や価値観が共有され、人材育成に活かされている企業のドキュメンタリーだ。
続いて後半のディスカッション。
新たなテーマを投げかけ、更に深堀してもらった。
さすがはリーダー、ここまでくると自由闊達な意見があちこちで聞こえてくる。
最後にまとめ。まず僕の方から少し話をさせてもらった。
人の行動(仕事)は、その人の「マインド」「考え方」「スキル」そのものと言える。
それら「心技体(頭?)」のベースとなるのが、今回取り上げた理念や価値観。
これを共有することで、例えば次のような効果が期待できる。
・自律性が高まる
・ベクトルが同じになる
・職場風土が醸成される
・共感した人材が集まる
共有するには、次のようなことが大切だ。
・リーダーの強い意志
・リーダーの普段の言動
・常に意識させる工夫
最後に、参加者一人ずつリーダーとして何をしていきたいか発表してもらった。
皆さん、それぞれしっかりとしたコメントをしていただいた。それだけ、意識の高い人たちばかりだったということ。(当該研修はそれが重要)
僕自身も多くの気づきをもらった。
今後の人材育成に、是時活かしてもらえればと思います!
アンケート結果(一部抜粋)