最近、リーダー研修依頼が続いている。
ありがたいことなのだが、一口にリーダー研修といっても難しい。
いわゆるパッケージ型の研修であれば、(既に内容が決まっているため)主催する側としては楽だが、受ける側のニーズにマッチするかは疑問だ。
逆にオーダーメイド型の研修であれば、受ける側にとってはニーズに合ったものとなるが、主催する側はそれなりに負担になる。
更に、継続性がある研修なのか1回きりの研修なのかもある。
研修は受講して終わりではなく、その後自ら目標や計画を立て実行し、定期的にフィードバックする必要がある。
いわゆる”研修転移”がなされないと、研修を受けてもほとんど意味がない。
そのような意味では、継続性がある研修が望ましい。
依頼のあった1社は、オーダーメイド型で継続性のある内容にしようと、打合せは進んでいる。
もう1社は、オーダーメイド型だが単発で終わりそうな雰囲気だ。
そんな中、先日、自らリーダー研修を受講する機会を得た。
研修する側として何かしらのヒントが得られないか、という目的だ。
午前中はテキストをなぞるだけで、正直退屈だった。(やはりワンウェイの研修・セミナーほど退屈なものはない)
後半は、部下一人一人に合った育成計画を立てる、といったワークとグループディスカッションが中心だった。うん、それなりに使えそうだ。
部下一人一人に目を向けること、客観的な(定量的な)評価ができる育成計画を立てること、フィードバックしPDCAを回すこと。
そんなことに気づいてもらえるリーダー研修を思案中だ。