2020年の幕開け。
年末年始は帰省し、学生時代の友人らと再会。
未だ転職しようか悩んでいる人、子供の学費と家のローンに大変な人、自分のように起業した人など人生いろいろだ。
マネージャーになったはいいが、責任が重い・トップに逆らえない・部下が言うことを聞かないなど、何かとつらい立場のリーダーの話になった。
ユーチューブでリーダシップについて学んでいるという人もいて、何とも今どきだと思ったが、もちろんそれも一つの方法ではあるが、今回紹介するハーバード・ビジネス・レビューに掲載されたリーダーシップ論から厳選した「リーダーシップの教科書」は参考になる。
ドラッカーやダニエル・ゴールマンなど10個のリーダーシップ理論は、それぞれ非常に興味深い。
全体を俯瞰すると最大公約数的なリーダーシップ像が見えてくる。
・自分の弱さを(自分らしさ)を認める
・自分の弱いところは人に助けてもらう
・人との関係性を重視する
・常によりよい方法を模索する
情報が大量に溢れ、変化のスピードが速く、人々の価値観が多様化する世の中で、一人で何でも完璧にこなせるリーダーはいない。適宜部下やメンバーに支援を求め、彼らの力を最大限利用できる(引き出す)能力がリーダーには求められる。
そのためには、まずリーダー自身が己をよく認識することが必要だ。できること・できないこと、得意なこと・不得意なこと、或いは性格も。その上で、できないことは権限と共に人に任せる。今まで以上に、普段からの人との関係性・コミュニケーションが重要になってくる。
任された者もリーダーシップを発揮することが求められる。今や誰もがリーダーになりうる時代なのだ。
個人的には、リーダーシップ研修で使えそうなアイデアが色々と浮かんできて、そのような意味でも参考になったが、一方、何でも一人でやろうとする性分は見直さなければいけない。