先日、組織改善のためのリーダー研修を実施した。
依頼があった会社は、ここ数年、毎年社員意識調査をしているものの、それが特に活かされていない(どう活かしていいか分からない)というお悩みが。
そこで、2日に分けて組織改善のためのリーダー研修を実施することと相成った。
まずは軽くアイスブレイクでウォーミングアップしてもらい、最初のグループディスカッションへ。
調査結果から、特に課題だと思う項目について原因を探ってもらう。
その際、「なぜ?」を何度も繰り返すことが重要。そうすることで、本質的な原因が見えてくる。
続いて2つ目のグループディスカッションへ。
先ほど出した原因を踏まえて、改善策を出してもらう。
その際、ブレストの要領でどんどんアイデアを出すことが大切。要は質より量。
それにしても皆さん、ディスカッションが始まるや否や、堰を切ったかのように一斉に話し出す。
終了の合図を出すのが忍びないくらい盛り上がっていて、ファシリテーターとしては嬉しいやら困るやら。
続いて全体ディスカッション。
出した改善策について一つ一つ皆で共有し、○△×に仕分け。
「社内研修実施者に1000円」などユニークなアイデアも。
とにかく今日は、いろんなアイデアを出すことが先決で(それができる職場風土にすることが大切で)、有効性や実現可能性なんて後から考えればいい。
仕分け完了。
カテゴリー「人材育成」では、改善策として「部下面談」が圧倒的に多かった。
「職場風土」のカテゴリーでは、最も改善策が出た。
それだけ課題も多く、どうにかしなければと考えているリーダーが多いということ。
次回は、今日の内容を踏まえて、部署ごとに改善策を実行するための具体的プランに落とし込んでもらう予定だ。