本の紹介。
今、五木寛之氏の「大河の一滴」という本が売れているそうだ。
新型コロナで、人生観について考える人が増えているせいなのだろうか。(+読書時間が増えているせい?)
一年位前に、哲学者の岸見一郎氏の講演を聴きに行ったことを思い出した。
その時に購入した本を少し読み返してみた。
「どんな自分であっても、今の自分を受け入れることができ、生きているだけで貢献できているとわかれば、生きる希望を失うことはありません」
新型コロナで、大切な人と会えない人も多いはず。でも、その人が元気でいると分かればそれだけで安心する。逆も然り、誰しも生きているだけで、きっと誰かを幸せにしている。
「人生をよきものにするためには、決してあわてることなく、先に無限の時間があると考えて悠々と生きなければなりません」
世の中「時は金なり」なのは分かっている。だからこそ、なるべく心には余裕をもっていたい。
「『今、ここを生きる』とは、他人にどう思われようが気にしないこと、理想の他者を見ないこと、○○が実現したら初めて幸せになれるとは考えないこと」
幸せは過去にも未来にも無く、今この瞬間にあるということ。今を一生懸命生きるということ。