海外ボドゲのすゝめ③

またコロナが拡大しているようだ。

秋の夜長に、或いは巣ごもり生活に(正直勘弁)海外ボドゲでもいかがだろうか。

今回は、今までと違いインタラクション強めのボドゲを3つほど紹介したいと思う。協力系も好きだが、それと同じくらい殴り合うのも好きだったりする。(前回のブログ

水の奪い合いとリソース管理に悩みっぱなし
水の奪い合いとリソース管理に悩みっぱなし

バラージ

昨年発売され海外で高い評価を得ている、イタリアの有名デザイナーの作品。

 

中央ボードにダムを建設していき、発電することで得点を競い合う。相手のダムの前に建設し水を奪ったり、自他が発電した水を再利用したりと、いかに水の挙動を自分に有利にコントロールするか。

とは言え、ダムの建設には重機と金が必要で、これが(特に最初の方のラウンドは)カツカツ。それらのリソースマネジメントも重要になる。

 

メカニズムはワーカープレイスメントを採用していて、何を優先すべきか常に悩まされる。正直難しいゲームだが、故に脳汁垂れまくること必至で、思考系・戦略系好きにはたまらない。

インスト(ルール説明)で30分、3人プレイで3時間かかる重量級だが、それを乗り越えてでもやる価値のある、個人的にかなり気に入っている作品。

 

アートワークが美しい(拡張マップが色々出ている)
アートワークが美しい(拡張マップが色々出ている)

コンコルディア

発売開始から8年ほど経つが、未だ世界から高い評価を得ている、これぞザ・ドイツゲームといった名作。

 

一言で言えばエリアマジョリティ。様々なカードを使用し、リソースを得たり売買しながら陣取りしていく。何となくカタンに似ている。

最終得点は「陣地×カード」で算出されるため、やみくもに陣地やカードを拡大しても勝てない。勝利するためには、どこかで戦略を絞り、それに沿ったプレイが求められる。

 

ただ見通しが悪い(得点経過やトップが分かりづらい)ため、駆け引きしづらく、結果インタラクションは弱めになりやすい。反面、誰でも最後まであきらめずに?プレイできるとも言え、重量級ゲーム初心者は参入しやすいとも言える。ここは好みが分かれるところ。

 

リメイク版。カラフルなビル群はインスタ映え間違いなし?
リメイク版。カラフルなビル群はインスタ映え間違いなし?

マンハッタン

20年以上前に発売されたドイツ作品。当時ドイツ年間ゲーム大賞に選ばれている。

 

順番に自分のビルを配置していくだけの超シンプルなルールのエリアマジョリティ。やっぱ昔のゲームはシンプルでいいねぇ。インストたった3分(笑)

エリアだけでなく高さも競うところが、何と言っても最大の特徴。相手のビルに自分のビルをかぶせることができるため、「やられたらやり返す」精神で、どんどん高くなっていく(笑)

 

ひいたカードによってビルを配置していくため、運要素はそれなりに強め。更にトップの人はターゲットにされやすく、点差はつきづらい。戦略性や戦術が、正直あまり多くないからどうしようもない(笑)この辺りは好みが分かれるだろうが、初心者でも子供から大人まで楽しめる。(とは言え、直接殴り合うという意味では、かなりハードでガチなパーティーゲームなのだが)

教訓としては、あべのハルカスよろしく、人はなぜか人より高いビルを作りたがる性分だということ。

 


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