ビジネスではプレゼン力が大事だ。
人に何か説明したり、人を説得させたり、共感させたりするのは、ビジネスの世界では常。
ではプレゼン力が高い人というのは、一体どういう人だろうか?
一般的には、饒舌な人とか、話がうまい人とかそんなイメージがあるかもしれない。或いは、大手IT企業のCEOばりに、大きなスクリーンの前で身振り手振りさせながら話す人も、それだけで何だかそれっぽく見えたりもする。
僕は今まで、そして今でも、常に人前で話す機会があると言っても過言でない。
人前で話すのは、特に好きでも嫌いでもないが、場数をこなしてきた分、間違いなくプレゼン力が強化されたことは実感していて、そういう意味では良かったと思っている。
そんな自分が思う、プレゼン力が高い人というのはこんな人だ。
・分かりやすく伝えられる人
・相手の気持ちや反応に添いながら伝えられる人
・気持ちが伝わってくる人
コロナに係る緊急事態宣言や国会の答弁を見ていると、残念ながらこの国のトップはプレゼン力が乏しすぎると言わざるを得ない。
まずは原稿を見ながら話すのはやめよう。失言を避けたいとか、言い忘れを避けたいという理由から人は原稿を頼るのだと思うが、その分気持ちはまるで伝わらない。
伝えたいという気持ちがあるのならば、自分の言葉で丁寧に伝えれば、ちゃんと聞き手(国民)に伝わるはず。
プレゼン力は、テクニックも必要な要素だが、気持ちも大事な要素だ。