先日、坂本光司先生のセミナーを受講した。
先生のセミナーはいつぶりだろうか、とにかく久しぶりだ。直接会場に行きたかったが、所用のためオンラインでの参加となった。
コロナ禍でも相変わらずお忙しいご様子。中国からも依頼があるとか。流石です。
内容は、多くがいつもの話(失礼!)ではあったが、それは十分承知の上での参加。良い話というものは、何度でも聴く価値がある。
・人件費+未来経費(教育費や職場環境改善費等)+必要利益=売上
・経営判断は、正しいか正しくないか(五方良しか)
・五方とは
①社員とその家族 ②社外社員とその家族 ③現在顧客と未来顧客
④地域住民(特に障がい者や社会的弱者) ⑤株主
・「企業の社会価値」の時代に入った(社会の都合を最優先する)
・残業多い会社ほど定着率悪く、高く売れず、結果業績が悪い
・コロナでも利益が変わらない企業は、普段から価格競争していない・バランス経営
・目的と手段を間違えるな(中国公演でのエピソード)
参加者「幸せより業績が大事では?」
先生「なぜそう思う?」
参加者「業績良ければみな幸せになれるから」
先生「でしょ、目的は幸せなんです。業績はあくまで手段です」
久しぶりに先生の講演を聴き、襟を正す気持ちになった。