社労士という仕事は、クライアントとの長い付き合いがベースになる。
そんな中で、クライアントに従事する社員の成長を感じることも少なくない。
僕は昔から、成長が「ウサギタイプ」の人と「カメタイプ」の人がいると思っている(全員がそうというわけではない)。実際、そのようなタイプの人を何人も見てきた。
ウサギタイプは、何事も要領よくテキパキこなすため、上司や周りからのウケがいい。でも年月と共に集中力が切れたり油断したりして、段々と成長や周りからの評価が鈍化していく。
カメタイプは、要領が悪くテキパキしていないため、上司や周りからのウケはイマイチ。でも真面目で忍耐強い性格であるが故、年月と共に少しずつ成長していき、次第に上司や周りからの信頼や評価を得ていく。
最近、あるクライアントで、若手社員がリーダーに抜擢されたという話を聞いたのだが、まさにこの社員はカメタイプ。(昔は、可哀想になるくらい上司に叱られていてばかりいた)これからの活躍が楽しみだ。
ちなみに僕はウサギタイプで、すぐに調子に乗ったり、油断したりする(笑)「油断大敵」童話から教訓を学ぶべき。