先日、行きつけの床屋にいったときの話。
このお店には長らく通っているのだが、その理由の1つとして、お店のお姉さんと話がよく弾むということがある。
でいつものようにお姉さんと色々話をしていると、話題は小学校の運動会の話に。
今は、短距離走をしてもゴール順に順位を付けないそうだ。何と、過去の自分の記録と比較して、最も記録が伸びた子が一位に選ばれるのだという。
これには驚いた。もし僕が今小学生だったらつまんないだろうな。(小学校では一番足が速かったから)
学校の先生の境地たるやいかに?教育委員会の方針なんだろうか?
運動会に向けて、わざと自分の記録を伸ばさない子も出てくるかもしれない。それは良くない。運動会などやらず、せいぜい体育の授業で記録を測ればよいのでは?ということで、とりあえず僕らの意見はまとまった(笑)
ただふと自分の業務に置き換えて考えてみた。
クライアント先などで評価制度の話になったとき、僕は最近、評価は処遇以外にも人材育成の目的があるということをよく話すのだが、人材育成の評価とは、人と人を比較しない評価のことで、自分の目標に対する評価ということになる。ん、これって今の運動会と同じじゃないか!?
モチベーションという観点でも、恐らく多くの人は、人と比較されることにはネガティブな感情をもつ。
ん~そうなると、あながち今の運動会も間違っていないのか?
とは言え、いつか社会に出たら競争に巻き込まれるのだから、困るのは自分では?と思うが、それ自体がもう古い考え方なのかもしれない。
ん~最近の運動会、よく分らなくなってきた。