おさらいコロナ対応

またコロナがエグい勢いで拡大している。

今回は行動制限は出ていないし、重症化も稀有のようだが、念のため自宅ボドゲ会を延期することに。めちゃくちゃ楽しみだったのだが…苦渋の選択(笑)

 

さて、今週に入って毎日のようにクライアントから、社員やその家族、或いは経営者自らが感染した・濃厚接触者になったという報告を受けている。

その対応としてどうすればよいかといった内容なのだが、ここでちょっと整理してみよう。

 

陽性の場合

・本人が会社の社会保険(健康保険)に加入しているのであれば、傷病手当金を申請する。

 初診日から3日間は対象外で、医療機関の受診ができないケースは別途申出書が必要になる。

 約3分の2の休業補償が受けられる。

・或いは有休を使う。

・雇用調整助成金は対象外。(元来働けないから休業命令を出す余地がないため)

・或いは、労災と思われる場合は労災申請する。

 労使双方の申立書(症状が出る前2週間の経過等)が別途必要になる。

 労災認定されれば、治療費は全額、休業補償は約8割出る。

・以上に該当しなければ、通常は欠勤控除(無給)となる。

 

濃厚接触者の場合

・特に症状が無ければ、(対象企業の場合は)休業手当を支給し雇調金を申請する。

・或いは有休を使う。

・以上に該当しなければ、通常は欠勤控除(無給)となる。

 

 

まだまだ収まらない気配のコロナ、実務担当者は冷静に対応したい。


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